narino通信

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narino通信|Jun2025

「天草農工房ふぁお」で新しくスタートする会員制の共創型農食コミュニティ「くまもとアグロキャンバス」を紹介します。

カバー画像

作者

リデ

リデザインドジェーピーGK

Creator

更新日

5/31/2025

2025年6月のnarino通信のニュースレターです。横浜みなとのDMO2023EX01のロゴが印象的で、自然豊かな背景に浮かび上がっています。天草の海と山の恵みと遊びをお届けする、爽やかな雰囲気のデザインです。

こんにちは! narinoファーマーの筒井です。
暫くお休みしていました「narino通信」デジタル版を6月号より再開させていただきます。改めてどうぞよろしくお願いします。

世間を騒がす「令和の米騒動」、皆さんはどう捉えていますか?

消費者の立場に立てば「安い方がいい」、農家の立場に立てば「高い方がいい」でしょうか。しかし今回の騒動の要因は単純なものではないはず。JAの在り方が問われる、仲卸の在り方が問われる、そんなこともあるでしょう。
日本人の「米」離れ、「日本産米」離れ、様々な変化も起こすことになるかと思ってます。
我が家でも、カルフォルニア米を食べてみました。「これでいいじゃん!」との結論になっています。
テレビでも備蓄米の「古古米、古古古米」とありますが、現在の冷蔵技術等の保管環境を考えると、小泉農相の言う「食味に大きな差はない」との発言に「ウソはない」と思っています。

そもそも「ごはん」の美味しさは、精米、精米後の時間、保管状況、研ぎ方、水温、炊き方(電子ジャーか土鍋か)、さらには炊いた後の時間、食べる瞬間の温度、そして食べる人の体調などなど。考えることが嫌になるくらいの変動要素があります。
本当に美味しいお米を求めるのであれば、相当なこだわり、そして労力が必要になるでしょう。
普段の生活の食事で、「ごはん」にそこまでこだわっている方は、どれだけいるのかということだと思います。
様々な意見があるのは、あくまで相対比較での話で、絶対的な味覚の基準を持っている方はほぼいないのではないか。きっと本当にお腹が空いていれば、古古米で作った「塩むすび」もさぞかし美味しいに違いありません。

ということで、古古古米でも2000円/5kgで買える選択肢を作ることはいいことだと思います。それが嫌な方は5000円/5kgの2024年産国産米を買えばいいわけです。

今回の騒動は、高いか安いか、新しいか古いかで済んでいます。これが未曾有の大災害、地政学的有事の際には、日本では餓死者が多く出るとも言われています。これは特に都市部に集中するとも。理由は食料自給率の問題です。こうした将来的な活用も見越して?トピックでご紹介する「くまもとアグロキャンバス」をスタートします。

今月のトピック

くまもとアグロキャンバスをスタート

「くまもとアグロキャンパス」のイメージイラストです。家族や仲間たちが絵を描き、自然と食の豊かさを表現しています。青空の下、穏やかな風景とカラフルな果物たちが、明るく楽しい雰囲気を醸し出しています。

「くまもとアグロキャンバス」とは、
「アグロ」は農業のことかな?「キャンバス」は、あの絵を描く白い布…?
そうなんです、半分正解!でもね、私たちが込めた想いは、それだけじゃないんですよ。
ここ天草の、太陽の恵みをいーっぱいに浴びた畑、潮風がふわっと香る心地よい海、緑があふれる山々。そして、そこで育まれる美味しい作物や、昔から続く人々の温かい営み、ゆったりと流れる島時間…。私たちは、この天草の素晴らしい環境ぜんぶを「アグロ」と捉えています。農業だけじゃなく、この土地の空気感すべて、って感じですね。
そして「キャンバス」。これは、まさに皆さんと一緒に、これから自由に、いろんな色で、いろんな絵を描いていきたい!という想いを込めています。
決まったプログラムに参加するだけの場所じゃなくて、メンバーの皆さんと「ねぇねぇ、次は何をしようか?」「こんなことやってみたら面白そうじゃない?😆」って、ワイワイおしゃべりしながら、一緒に企画して、一緒に育てていく。そんな、みんなで創り上げていく共創型のコミュニティなんです。

アグロキャンバスで、何ができるの?
例えば…

  • 僕らのみかん山プロジェクト!🍊 不知火(デコポン)をはじめ、いろんな種類の柑橘の木がある私たちの農園。みんなで肥料をあげたり、えっちらおっちら草を刈ったり、春には可憐な花が咲き誇るのをお花見したり、私して冬には、待ちに待った収穫祭!
  • 青パパイヤを育ててみよう!の会 天草ではまだ珍しいかもしれないけれど、実は栄養満点で美味しい青パパイヤ! 春に小さな苗をちょこんと植えたら、夏にはぐんぐん、ぐーんと大きくなって、秋には立派な実をつけてくれるんです。
  • 「食」のイベントも盛りだくさん!😋 収穫した作物をどうやって味わうか、それもみんなで考えるのがアグロキャンバス流。 採れたて野菜でBBQをしたり、青パパイヤを使ってちょっとおしゃれな料理教室を開いたり。
  • 天草の自然を満喫!交流イベント 🌿 春にはみかんの花が咲き誇る中でお花見をしたり、初夏の夜にはキラキラと舞うホタルを静かに鑑賞したり…。 時には、ちょっとデジタルから離れて、スマホをそっと置いて森を散策したり、縁側でただただのんびりお茶を飲んだり。風の音、鳥のさえずり、虫の声、カエルの合唱…。そんな「何もしない贅沢」を味わう時間も、大切にしたいと思っているんです。心がふっと軽くなるのを感じられるはずですよ。

会費には

  • 収穫ポイント付与:ポイントを使って果実を持ち帰り(農作業ポイントも付加)
  • 施設ポイント付与:ポイントを使って、一部スペースの専有利用(ワークショップを開いたり、家族で泊まったり)
  • 体験ポイント付与:ポイントを使って、各種イベントへ参加

が含まれます。その他共用施設は常時ご利用いただけます。※ 畑はイベント時、もしくは管理人同行時のみ入れます。

  音声解説はこちら🔊  
  アグロキャンバスのお申込みはこちら👆  ※ 一番下に20%Offクーポンあります。

  PRtimesでのリリースはこちら

不知火の木オーナー2025の受付スタート

くまもとアグロキャンバスの開始に伴い。2025年より不知火の木オーナーは、従来の宅配プランのみとさせていただきました。

「Amakusa Shiro」と書かれた看板が木にかけられ、配達員が段ボールを運んでいる様子が描かれています。自然豊かな環境の中で、柑橘系の果実が収穫され、発送される様子を連想させます。温かみのある色合いと、手描きのイラストが、親しみやすい雰囲気を醸し出しています。

内容はこれまで同様に

  • オーナープレートを木に掛ける、
  • フォトサービスで果実の成長をお届け
  • 果実を宅配でお届け(果実追加分は贈り物として送付可能)

となります。

詳細とお申込みはウェブサイトで

今月のオススメ

岩牡蠣:恵比須丸

新鮮な牡蠣のアップ。Kumamoto Oyster(天草牡蠣)のロゴが目を引きます。ぷりぷりの身が美味しそう。

ぷりぷり・ミルキー!旬を迎えた天草の岩牡蠣
天草の有明海、アマモ(写真)も茂る海域でシングルシード方式でを採用した養殖。ブランド牡蠣に負けない肉厚で濃厚な味わいです。陸揚げした後に滅菌処理をした生食用です。

不知火ドライ:天草農工房ふぁお

乾燥させたオレンジとみかんの美しい写真です。鮮やかなオレンジ色が目を引き、太陽の光を浴びたような温かい雰囲気を醸し出しています。これらのドライフルーツは、お菓子作りや飾り付けに最適で、食卓を華やかに彩ります。

「しまのめぐみ Dried」(不知火 ドライフルーツ)
しまのめぐみシリーズの乾燥柑橘類『Dried』は、以下の商品構成となっています。砂糖はもちろんなにも足さずにそのまま乾燥させています。
🍊現在の在庫は不知火のバタフライカットとスライスがございます。

くまもとアグロキャンバスのプロモーションコード「KAC2025JUN」で20%OFF! 有効期限は6月30日で、初回決済時のみ有効です。 爽やかな風景を背景に、お得なキャンペーンをアピールしています。

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